【名機レビュー】なぜBOSS GT-1は「軽音部の制服」と呼ばれるのか?初心者が選ぶべき「失敗しない」マルチの決定版。

GT-1アイキャッチ

ライブハウスの楽屋や、高校の軽音部の部室を覗いてみてください。 必ずと言っていいほど、黒くて青く光る「あいつ」が置いてあります。 BOSS GT-1です。

みんな持ってるけど、そんなに良いの?」 「ZOOMのもっと安いやつと迷ってるんだけど…」

結論から言います。 もしあなたが「これから3年間、スタジオやライブでガシガシ使いたい」と思っているなら、迷わずGT-1を選んでください。

ZOOM G1 Fourが「最強の練習ツール」なら、GT-1は「最強の実戦マシン」です。 今回は、発売から時間が経っても「売れ続ける」理由と、プロも納得するその実力を徹底解剖します。

目次

1.「自転車のカゴ」に入れても壊れない頑丈さ

GT-1が学生やバンドマンに愛される最大の理由。それは「BOSSクオリティの頑丈さ」です。

ZOOMの低価格マルチはプラスチック製ですが、GT-1は強固な樹脂と金属パーツで構成されています。 ペダル部分もしっかりしており、ライブでテンションが上がって強く踏み込んでもビクともしません。

多少雑に扱っても壊れない。これが「BOSS」への絶対的な信頼です。

自転車のカゴに放り込んでスタジオに通う。 そんな荒っぽい青春時代を共に過ごしても、GT-1なら卒業まで(いや、その後も)生き残ります。

2.中身はフラッグシップ。「音の太さ」が違う

「安いマルチは音が細い」というのは昔の話です。 GT-1には、かつてのBOSSの最高級機「GT-100」と同じサウンドエンジン(COSM)が搭載されています。

ここが凄い

歪みの質: BOSSの名機「OD-1」や「Metal Zone」などの音がそのまま入っています。

空間系の美しさ: 世界標準である「BOSSのコーラスやディレイ」が使い放題です。

特に、スタジオの大型アンプ(MarshallやJC-120)に繋いで大音量を出した時、その違いが分かります。 ZOOMなどの低価格帯に比べて、「音の芯」や「音圧」がしっかり出るのです。 バンドアンサンブルの中で「音が埋もれない」のは、ライブをする上で最大のメリットです。

3.ギグバッグのポケットに「スッ」と入る

GT-1のデザインで最も優秀な点。それは「角がなくて、平べったい」ことです。

STEP
ギターをギグバッグに入れる。
STEP
前のポケットに、シールドと一緒にGT-1を入れる。
STEP
手ぶらでスタジオへGO!

この「ポケットに入る」というのが革命的です。 重いエフェクターボードを持ち運ぶ必要はありません。 しかも単3電池4本で動くので、ACアダプターすら持ち歩かなくてOK。 この身軽さを一度味わうと、もう重いボードには戻れません。

4.初心者でも3分で音が作れる「EASY SELECT」

マルチエフェクターの弱点は「操作が難しくて挫折する」こと。 しかし、GT-1には「EASY SELECT」という神機能があります。

  • ジャンルを選ぶ: 「ROCK」「POP」「METAL」などから選択
  • ニュアンスを選ぶ: 「SOFT」「HARD」「SOLO」などから選択

これだけで、プロが作った即戦力の音が呼び出せます。 「Hz(ヘルツ)」や「dB(デシベル)」などの難しい数値を知らなくても、「激しいロックの、ソロの音が欲しい!」と直感で選べば、正解の音が出てくるのです。

5.唯一の弱点は?(正直レビュー)

褒めてばかりでは嘘っぽいので、弱点も言います。 それは「フットスイッチが少ない」ことです。

スイッチが「▲(戻る)」「▼(進む)」「CTL1(機能)」の3つしかありません。 そのため、「Aメロはクリーン、サビは歪み、ソロはさらにブースト」というような複雑な切り替えを1曲の中でやるには、パッチ(音色のセット)を順番に並べるなどの工夫が必要です。

しかし、「CTL1」スイッチに「ブースト」や「ディレイON」を割り当てれば、ソロの時だけ音を変えることは簡単です。 初心者がライブをする分には、十分すぎる機能を持っています。

まとめ:最初の1台は「優等生」を選べ

壊れない

・持ち運びやすい

音が良くて、使いやすい

GT-1は、欠点らしい欠点が見当たらない、まさに「優等生」なマルチエフェクターです。 個性的な機能はありませんが、ギタリストが必要とする機能はすべて100点で備わっています。

「迷ったらGT-1」。 先輩たちが口を揃えて言うこの言葉は、決して間違いではありません。 あなたのギターライフを支える、最も頼もしい相棒になるはずです。

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