はじめに
ギターを始めたばかりの初心者が必ずぶつかる壁、それが 「最初のエフェクター選び」 です。
種類は膨大で、値段もピンキリ。「どれを買えばいいのかわからない…」という方は多いでしょう。
そこで本記事では、2025年最新のおすすめギターエフェクターをランキング形式で紹介 しつつ、初心者が失敗しないための選び方も解説します。
「とりあえずこれを選んでおけば間違いない!」という機種をピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。
初心者向けギターエフェクターの選び方
価格帯
まずは、価格帯です。エフェクターの値段はピンキリで高いものは5万円や10万円など買うことをためらってしまうものも多くあります。しかし、現代では技術の進歩もあり低価格で高機能なエフェクターも増えてきました。そのため、初めからあまりに高価なものを最初から買う必要はありません。
まずは、定番のエフェクターで低価格・高機能なものを選択することをおすすめします。
低価格・高機能は当たり前だと思いますが、定番を選択する事にも理由があります。それはリセールバリューです。
今後使用しなくなった際にも、定番商品であれば、買取価格にも期待ができるので今後欲しくなったエフェクターの足しにできるからです。
このランキングでは5,000〜25,000円程度の予算で買えるおすすめエフェクターをランキングにしました。
種類
おすすめする種類ですが、3つあります。
①歪み系エフェクター(オーバードライブ・ディストーション)
やはり、エレキギターと言ったら歪みは欠かせません。特にこの歪みにこだわるギタリストはたくさんいます。自分の音を特徴付ける重要なファクターです。最初の一台として一番のおすすめとなります。
②空間系(ディレイ・リバーブ)
音に広がりを加え、演奏がよりプロっぽく聞こえる。これが空間系の醍醐味です。もう歪みエフェクターはあるよという方は2番目に手に入れてはどうでしょうか?
③マルチエフェクター
あらゆるエフェクターが入ったマルチエフェクター!一台で様々なエフェクターを試したい!
そんな方におおすすめです。この一台でライブも可能です。また、ヘッドフォン端子に対応している場合も多く、自宅練習がはかどります!
注意点としては、コンパクトエフェクターの方が音が良い印象である事と、操作が複雑になりやすい特徴があるためちょっと勉強が必要になる部分でしょうか。
その他のエフェクターの種類についても参考動画を記載しておきます。この動画めちゃくちゃわかりやすいです。
扱いやすさ
やはり、実際に操作するののなので扱いやすさは重要です。初心者の方におすすめする扱いやすいエフェクターの特徴は1点!
ノブが少なく、シンプルに操作できるもの
【2025年最新】初心者におすすめのギターエフェクターランキングTOP10
10位:Donner Blues Drive
Donner Blues Drive は、手頃な価格で購入できる中華ブランド Donner(ドナー) の人気オーバードライブペダルです。ブルース系を中心に、ナチュラルな歪みからロックに合う力強いサウンドまで対応できる万能機種。
初心者におすすめできるポイントは、まずその 圧倒的なコストパフォーマンス。数千円台で購入できるのに、音質はしっかりしていて練習用や入門機として十分なクオリティです。
ノブは LEVEL(音量)・TONE(音質)・GAIN(歪み量) とシンプル。操作が直感的で、初めてエフェクターを使う人でも迷わず音作りを楽しめます。また、HOT/COOLモード切替スイッチ を搭載しているため、軽めのクランチからパワフルなドライブまで幅広く使えるのも魅力。
小型で軽量なので、持ち運びや自宅練習にぴったり。初めての1台として「とりあえず歪みを試してみたい」という初心者におすすめできるエフェクターです。

9位:TC Electronic Hall of Fame 2
TC Electronic Hall of Fame 2 は、初心者からプロまで幅広く愛用されている人気リバーブペダルです。美しくクリアな音質が特徴で、シンプルなリバーブから幻想的なサウンドまで幅広く対応できます。
HOF2の大きな魅力は、「TonePrint」機能 を搭載していること。スマホやPCアプリを使えば、有名アーティストが作ったリバーブ設定をそのままダウンロードして使えるので、初心者でもプロ並みのサウンドを簡単に再現できます。
操作はシンプルで、DECAY(リバーブの長さ)・TONE(音質)・LEVEL(音量) を調整するだけ。難しい知識がなくても直感的に音作りが可能です。さらに、新搭載の MASHフットスイッチ は踏み込み具合でエフェクトの深さをコントロールでき、表現の幅が広がります。
初心者にとっては「最初から多彩なリバーブを試せる」ことが大きなメリット。自宅練習でもライブでも十分に使える音質なので、長く愛用できる1台です。

8位:BOSS RV-6 Reverb
BOSS RV-6 は、リバーブ初心者から上級者まで幅広く使える定番ペダルです。リバーブとは「音に広がりや奥行きを与えるエフェクト」で、初心者がギターを弾いたときに「プロっぽい音」に近づけてくれる効果があります。
RV-6の特徴は、ノブを回すだけで簡単に雰囲気のあるサウンドが作れること。ROOM(部屋の響き) や HALL(ホールの広がり) といった自然なリバーブから、幻想的な SHIMMER(シマー)、奥行きを強調する MODULATE など、多彩なモードを搭載しています。
初心者でも直感的に操作でき、かつ「弾いていて気持ちいい音」をすぐに得られるのが最大の魅力。特に自宅練習でアンプ直の音が物足りないと感じるとき、RV-6を繋ぐだけで演奏がぐっと楽しくなります。
また、バンド練習やライブでも十分に使える音質なので、初心者が最初に手に入れて「長く愛用できるリバーブ」としてもおすすめです。

7位:BOSS Blues Driver BD-2
BOSSの Blues Driver(BD-2) は、その名の通りブルースにぴったりなオーバードライブペダルです。温かみのあるクリーントーンから、ブルージーで粘りのある歪みまで幅広く対応できるのが魅力。
初心者にとって扱いやすいポイントは、ノブが 「LEVEL(音量)」「TONE(音質)」「GAIN(歪み量)」の3つだけ とシンプルなこと。複雑な操作が不要で、自分好みのサウンドを直感的に作れます。
特に、アンプのクリーントーンに少し歪みを足して 「ブルースロック風の味付け」 をしたり、軽くクランチさせて コード弾きを気持ちよく響かせる 使い方は初心者に大人気。
さらに、ブルースだけでなくロックやポップスにも応用できるため、最初の1台として長く使えるペダルです。

6位:Zoom G1 Four
Zoom G1 Four は、初心者から圧倒的な支持を集めている コストパフォーマンス最強のマルチエフェクター です。1万円前後という手頃な価格ながら、100種類以上のエフェクトを内蔵しており、歪み・リバーブ・ディレイ・モジュレーションなど幅広いサウンドを体験できます。
初心者にとって特に魅力的なのは、「色々なエフェクターを一度に試せる」 点。単体エフェクターを1つずつ揃えるよりも圧倒的に安く、まずは「どんな音が欲しいのか」を知るのに最適です。
また、リズムマシンやルーパー機能 も搭載されているため、ひとりで練習するときにバンド感覚を楽しめるのも大きな魅力。宅録や自宅練習にピッタリの1台です。
操作はシンプルで、液晶画面を見ながら直感的にエフェクトを選んで組み合わせ可能。初心者でも迷わず音作りを楽しめます。

5位:BOSS GT-1 Guitar Effects Processor
BOSS GT-1 は、コンパクトなサイズにBOSSの高品質エフェクトを多数詰め込んだ 初心者向けマルチエフェクターの定番モデル です。シンプルな操作性とプロ仕様のサウンドを両立しており、初めてのマルチエフェクターとして非常に人気があります。
搭載されているのは、BOSSの最上位機種にも使われる COSM音源。歪み系、空間系、モジュレーション系など、幅広いエフェクトを高音質で楽しめます。さらにアンプシミュレーター機能もあるため、自宅練習からライブまで対応可能です。
操作は液晶画面とノブを使ったシンプルなインターフェイスで、初心者でも直感的に音作りが可能。加えて、ペダル内蔵 なのでワウやボリュームペダルとしても活躍します。
価格は2万円前後と、Zoom G1 Fourよりは少し高めですが、長く使えるクオリティを備えているため、「最初からしっかりしたマルチを選びたい初心者」 におすすめです。

4位:BOSS SD-1 Super OverDrive
BOSS SD-1 は、長年愛されている 定番のオーバードライブペダル で、ブルースやロック、ポップスまで幅広く使える万能モデルです。ナチュラルな歪みと温かみのあるサウンドが特徴で、ギターの原音を活かしつつ程よく歪ませることができます。
初心者に嬉しいポイントは、LEVEL(音量)、TONE(音質)、DRIVE(歪み量)の3つだけのシンプル操作。複雑な設定なしで、すぐに自分好みの音作りを楽しめます。
また、BOSS Blues DriverやDS-1に比べると、SD-1の歪みは少し柔らかめで「ギター初心者でも扱いやすい」と評判です。アンプのクリーントーンに軽く重ねるだけで、コード弾きやリード演奏がぐっと引き立ちます。
コンパクトで耐久性も高く、持ち運びやライブ使用にも安心。「最初の1台として、長く使えるオーバードライブ」 を探している初心者にぴったりです。

3位:Ibanez Tubescreamer TS9
Ibanez Tubescreamer TS9 は、オーバードライブの 王道モデル として世界中で愛されるペダルです。ギターの原音を活かしながら、柔らかく温かみのある歪みを加えることができ、ブルースやロックに最適です。
初心者におすすめの理由は、操作がシンプルで直感的 なこと。OVERDRIVE(歪み量)、TONE(音質)、LEVEL(音量) の3つのノブだけで、自分好みのサウンドをすぐに作れます。
特にTS9の特徴は、中音域を強調した独特の「ミッドブースト」サウンド。ギターの音が前に出やすく、バンドの中でも存在感を出せます。また、クリーントーンのアンプに軽く繋ぐだけで、リードやコード演奏の表情が豊かになるため、初心者でも扱いやすいです。
耐久性も高く、ライブや自宅練習どちらでも安心して使用可能。「最初の1台として、長く使える定番オーバードライブ」 として、多くのギタリストに支持されています。

2位:ProCo RAT2 Distortion
ProCo RAT2 は、ギタリストに長年愛される 定番ディストーションペダル です。クリーンな音を活かしつつ、太く荒々しい歪みを加えることができるため、ロックやパンク、オルタナティブ系ギターに最適です。
初心者におすすめのポイントは、操作がシンプルで直感的 なこと。DISTORTION(歪み量)、FILTER(音色)、VOLUME(音量) の3つのノブで簡単に音作りができます。複雑な設定なしで、すぐに理想の歪みサウンドが作れるのは初心者に嬉しいところです。
RAT2の特徴は、「荒々しいけど潰れすぎない独特の歪み」。クランチからハードディストーションまで幅広く対応でき、バンド演奏でも存在感のある音を出せます。小型で耐久性も高く、ライブや練習に安心して使えるのも魅力です。

1位:BOSS DS-1 Distortion
BOSS DS-1 は、世界中で愛される 定番のディストーションペダル で、ロックやメタルなど幅広いジャンルに対応できます。シャープで切れ味のある歪みが特徴で、ギターソロやリフを際立たせることができます。
初心者におすすめの理由は、操作がシンプルで直感的 なこと。TONE(音質)、LEVEL(音量)、DIST(歪み量) の3つのノブだけで、すぐに自分好みの音作りが可能です。難しい設定は不要で、初めてのディストーションペダルとして最適です。
DS-1の歪みは、他のオーバードライブに比べると強めで、ロックやハードなサウンドを好む初心者にピッタリ。耐久性も高く、長く使える定番ペダルとして定評があります。

最後に
まとめ
初心者は 「価格・種類・操作性」 を基準に選ぶと失敗しない
迷ったら BOSS DS-1 や Zoom G1 Four といった定番モデルがおすすめ
まずは1台手に入れて、音作りの楽しさを体験しよう!
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