ギターを始めたばかりのあなたが、最初に直面する究極の二択。 それが**「コンパクトエフェクター(単品)」を買うか、「マルチエフェクター(全部入り)」**を買うか問題です。

「マルチの方がお得に見えるけど、プロはコンパクトを使ってるよね…」 「結局、どっちが上手くなるの?」
ネットで調べても「どっちも一長一短です」なんて曖昧な答えばかり。 そんな優等生な回答、聞き飽きましたよね?
今回は、中古エフェクター専門店として数千人のギタリストを見てきた私たちが、**「初心者が本当に買うべきなのはどっちか?」**について、忖度なしの結論を出します。
1.30秒でわかる!「定食」か「アラカルト」か
難しい専門用語は抜きにして、この2つを料理に例えてみましょう。
| マルチエフェクター | コンパクトエフェクター | |
| 例えるなら | 幕の内弁当(定食) | こだわりの一品料理(アラカルト) |
| 中身 | 少しずつ、全部入っている | 1つの味をとことん追求 |
| メリット | とにかく安い、満腹になれる | 最高に美味しい、飽きない |
| デメリット | 器用貧乏になりがち | 全部揃えると高い |
マルチは「とりあえず全種類の味を知りたい人」向け。 コンパクトは「本当に美味しいハンバーグ(1種類)を食べたい人」向けです。
当店の結論の結論:最初は「コンパクト」を買うべし!
いきなり結論を言います。 もしあなたが「ギターが上手くなりたい」「いい音を出したい」と本気で思うなら、最初の1台は絶対に「コンパクトエフェクター」を買ってください。
その理由は3つあります。
理由①:「ツマミの意味」を体で覚えられる
マルチエフェクターは便利ですが、画面の中の深いメニューを操作しないといけません。 これだと「機械の操作」は覚えますが、「音作り」は覚えられません。
コンパクトなら、目の前にツマミが3つあるだけ。 「右に回せば歪む」「左に回せばこもる」。 この直感的な操作こそが、あなたを「音の職人」へと育てます。
理由②:プロと同じ「本物の音」が出る
どんなにマルチが進化しても、やはり「専用機」には勝てません。 3,000円の中古ペダルでも、アンプに繋げば「あのCDで聴いた音」が出ます。 自分の手で「プロと同じ音」が出せた時の感動は、何物にも代えがたいモチベーションになります。
理由③:「売れる」から損しない
これは中古ショップならではの視点です。 マルチエフェクターはデジタル製品なので、スマホと同じく「古くなると価値が暴落」します。
対してコンパクトエフェクター(特にBOSSなどの定番)は、アナログな機械なので10年経っても価値が変わりません。 合わなければ売ればいい。この「資産価値」の高さは、コンパクトの圧倒的な強みです。
3.でも「マルチ」が最強な場面もある
ここまでコンパクト推しできましたが、マルチがダメなわけではありません。 次のような人には、マルチが最強の選択肢になります。
- 自宅練習で「ヘッドホン」を使いたい人(アンプが鳴らせない環境なら、ヘッドホン端子があるマルチ一択です)
- 文化祭などで「色々な音色」が必要な人 (1曲の中でクリーン→歪み→ソロと切り替えるなら、マルチの方が便利です)
- 録音(DTM)をしたい人 (パソコンに直接繋げる機能がついているものが多いです)
自分の環境が「アンプを鳴らせるか?」どうかで判断するのが正解です。
4.初心者が最初に買うべきモデルは?
最後に、それぞれの「間違いない選択肢」を紹介します。
BOSS / BD-2 (Blues Driver) 【永遠のスタンダード】 クリーンから激しいロックまでこれ1台。プロの足元にも必ずある名機。

BOSS / DS-1 (Distortion) 【コスパ最強】 新品でも安く、中古ならもっと安い。まずはここから「歪み」を体感しよう。

まとめ:迷ったら「好きなギタリスト」を見よう
どっちにするか迷ったら、あなたの憧れているギタリストの足元を見てください。 もし彼らがコンパクトを並べているなら、あなたも同じ道を歩むべきです。
「憧れの人と同じ機材を使っている」 この事実だけで、毎日の練習は何倍も楽しくなります。
まずは1つ、あなたの相棒を探しましょう!





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